「バブル後遺症」に悩む５０代の再婚活

経済力があれば他の条件は捨てられる？！

現在５０代の方はバブル経験者ですが、バブル時代の古き良き思い出を忘れられないまま現在に至っているバブリーな女性も少なからずいます。離婚後、再婚相手を探すため、結婚相談所などに足を運ぶ女性も多いのですが、そんなバブリー女性が求めるのは年収１０００万以上の高収入でハイスペックな男性。ですが、残念ながら経済力もある好条件の男性が求めるのは若い女性と相場は決まっています。５０代の女性が「生活の安定、経済力」を男性に求めるなら、それ以外の全ての条件は捨てるくらいの覚悟で相手を探さなければなりません。

バブルの夢から醒めないアラフィフ独女

バブル時の２０代なら「恋愛は男性がエスコートしてね」「デートも素敵なレストランやホテルに連れて行ってね」「記念日にはサプライズの演出もしてね」「プロポーズにはブランド物の指輪（給料の３ヶ月分）を用意してね」と、いっても許されたかもしれませんが、独女のアラフィフから要求された場合、ほとんどの男性は逃げ出すのではないでしょうか。もし、受けて立つという男性がいるとしたら、それは詐欺師か天然記念物くらい希少な存在です。

５０代！大人女子としての魅力に磨きをかける

昔はそれなりの美貌でモテまくったとしても、アラフィフ独女の現実は厳しいと自覚しましょう。劣化の進行をいくら遅らせようと努力したところで、若作りは痛々しく映ることもあります。少々オツムが弱くても、器量がイマイチでも「美魔女より若い女性のほうがイイ」というのが男性の本音だと思います。

ですが５０代には５０代なりの年齢に合った美しさがありますので、年相応のファッションやメイク、相手に対する気遣いなど大人の女性としての魅力に磨きをかけましょう。昔から男心をつかむなら胃袋をつかめといいますが、健康思考の高まりで食生活を改善したいと考える中高年の男性はとくに多いので、簡単に美味しくヘルシーなお料理が作れることも高ポイントとなります。あとは笑顔と優しさがあれば目尻の小じわも可愛く見えるものです。

５０代男性は包容力と香りで武装？！

５０代の男性も、昔、イケメンだろうと、経済力がなければ、ただの冴えないオッサンですから包容力や、教養など若者にはない魅力が必要です。５０代になると薄毛が気になり始める方も増えてくると思いますが、懐も頭頂部も寒々しいなんてシャレになりませんから、必死に誤魔化すよりも潔く坊主にした方が好感を持てます。また、女性は匂いにも敏感ですから口臭や加齢臭など匂いには細心の注意を払ってください。せっかくの獲物をみすみす逃さないように、清潔感のある服装を心掛け、常に香水やデオドラントなどを身につけるようにしましょう。また、年齢を重ねるごとに相手に合わせることができなくなる男性も多いのですが、自分に合わせてくれる女性を探すよりも、許容範囲を広げ寛容さを身につければ再婚相手が見つけやすくなるのではないでしょうか。

５０代からの婚活は平坦なものではありませんが、「今さら婚活なんて・・・」と諦めてはいけません。５０代からでも遅くはないので、４０代～５０代中高年向けの婚活サイトや結婚相談所で婚活を始めましょう。間違っても２０代～３０代の利用者が多い出会い系サイトなどに登録して爆死しないように。従来とは異なる価値観や感性を持つことで「新人類」と呼ばれた世代も既に５０代。第二の人生を華々しく再婚活でも新たな伝説を生み出すことを期待しています。