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新たな幸せを模索するシニアの婚活事情   

 

高齢社会で多様化するシニア婚

入籍はせず内縁関係を結んだ70代の女性F子さんと80代の男性K男さん



F子さんは30代で離婚してから女手一つで2人の子供を育て、70代になり将来に不安を抱える中、シングルマザーの娘に頼ることもできず、日々の暮らしに追われ、年金の支払いさえ困難に。そんな中、暮らしを保証してくれる経済力のある男性を求め結婚相談所へ登録。

妻に先立たれ持ち家で独り暮らしをしていたK男さんは、毎月20万円の年金支給で生活。2人の息子がいるものの、頼ることはできないと考え、料理が得意で、身の回りの世話をしてくれる女性を探して結婚相談所へ登録することに。

結婚相談所&家事代行の融合



2人は結婚相談所からの紹介で出会い内縁関係を結ぶことにしましたが、それは一般的な愛情による結びつきとは少し違っていました。お二人はそれぞれ求めるものが一致していたこともあり、何度か話し合いを重ね、F子さんはK男さんに「死ぬまで尽くす」と約束して食事や身の回りの世話をする代わりに、K男さんは「出来る範囲で死ぬまで面倒をみる」と今の生活費だけではなく自分の死後、F子さんが遺産の一部を相続できるよう契約書を交わし内縁関係を結ぶことにしたそうです。でも、まだ子どもたちには、この事実を伝えていないとのこと。いつか理解してほしいと願っているそうです。

雇用☓ パートナーシップ契約◯



お二人の契約は雇用関係でもなく、愛情で結ばれた結婚でもなく、ギブ・アンド・テイクのパートナーシップ契約といえるのかもしれません。単純に身の回りの世話をしてほしいだけなら家事代行サービスでもいいと思いますが、20万円の年金だけでは、毎日家事代行サービスを利用することはできませんからK男さんにとってもメリットがありますし、F子さんにとっても家事代行業として個人的に雇い入れてもらうには年齢的にも厳しいと思いますから、双方にとって理想的なトレードオフといえるのではないでしょうか。



当初はお互いの利害でこの暮らしを選んだお二人でしたが、今では愛や情による結び付きとも違う、また別の絆が生まれたように感じているといいます。ただの契約であれば仮にF子さんが病気で介護が必要になればK男さんの身の回りの世話などできないため、契約は終了となる可能性もありますが、その時、二人の「絆」が本物かどうか試されるのかもしれません。

過度期となった中高年の熟年結婚は、今後、契約事実婚が増える可能性も秘めています。愛だけでは生活できません。ですが、愛なくしては超高齢化社会のシニア婚は乗り越えられないのではないでしょうか。